優しさが気付き・成長を止めることもある

こんにちは!ご無沙汰しております上村です。

お陰さまで色々な方や組織にお手伝いさせて頂いておりまして、色々なケースに出逢います。中々どう書こうか悩んでいたらこんなに間が空いてしまったー!( ゚д゚)

お手伝いしていると感じますのは、本当にどの方も、年齢、性別、医療系問わずお優しい方が殆どだと言うことです。そしてご自身のお仕事に対してその方の思う誠意を持って取り組まれている。

私はこのような皆さんに対して、より成長を促し、より良い組織作りを行えるお手伝いを行っています。ものすごく光栄なことで、毎回気を引き締めて誠心誠意取り組ませていただいております。

どうなると成長=考え方がより良い方向に変化し行動変容を促すか、これは色々な方法があります。

短期的には、「○○の方がより素敵だよー!」と言葉で伝えて実行してもらえるようお願いし、チェックリストを頻回に行うこと。そして出来たら褒めること。

この場合、すぐに行動に変化は見られるかも知れませんが、多くの場合残念ながら長続きしません。(もちろん、短期的にでも変わったらスゴイんですよ!)

私は、長く組織に良い文化を残して頂きたいと考えているので「なぜその行動が大切で改める必要があるのか」を皆さんで考えて頂くことが大切だと思っています。

その時のキーワードは心の「モヤモヤ」。

最近色々な方や組織にお願いしているのが、皆さんのお仕事の場面を動画で撮っていただく等、自分たちを客観的に見ることから振り返ることです。

どう上手く言葉を選んでも、主観的ではない事実(例えば、上記のように実際に接客をしている動画を示す等)を示したとしても、特に正解の無い行動について指摘をするということは、相手からしたら「行動を否定されている」と意識無意識問わず認識されるもの。

自分の行動が間違っていたかも知れないと突きつけられると、どうしても心は「そうじゃない、そういう意図は無い」「私だけじゃない」「私もそう思っていたけど」反対に「私が悪いんです」と心がが動く、この心の動きをモヤモヤと表現しています。

あまりモヤモヤが好きという方はおられないと思うのですが、このモヤモヤが長期にわたる行動変容(考え方の進化)に大切だと思うのです。

大切なことは、このモヤモヤに周りが「あなたは悪くない」「あなたのせいじゃない」「そのままでいい!」と必要以上に気持ちを汲んで肯定しないこと。私はこれを成長を止めかねない優しさの場合がある、と考えています。「そうだったんだね」と気持ちを受け止めるだけで良いと考えています。

私もたくさんたくさんモヤモヤしてきました!が、振り返ると自分の成長実感があった時のサポートは「モヤモヤと向き合う心づくり」だったと思います。

モヤモヤ中って、自分を改めなきゃならないことも分かってたりします。指摘して来た人に悪意が無いことも分かっているでしょう。

一方で、何となく認めたくなかったり、変えようと思うけどどこから手をつけたら良いかと考えていたりします。出来ていない自分に対して、場合によっては涙も流れるかも知れません、怒りになるかも知れません。

色々な方と出会ってきましたが、このモヤモヤ時に周りがどのように対応するかでその人の今後が決まっていった様子を間近にしてきました。
その方と出会ったら決して1人にせず、ご自身もそのモヤモヤと対峙し、モヤモヤを皆さんで共有して下さい。

率直にどう考えているか、ぜひ聴きあって下さい。
自責が強い方は、特に負の感情含めて一度気持ちを吐き出す場を作ると良いかも知れません。

その上で、どう行動したら良いか、考えて頂きたいと思います。

色んな方と出会う中で言葉にしてまとめておきたかったので書いてしましましたー!キャー!

写真はニコニコビール!( ´ ▽ ` )ノ

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