京王プラザホテルのユニバーサルルーム詳細!

こんにちは!ユニバーサル上村です。

 

先日ご紹介していた京王プラザホテルのユニバーサルルームについて

撮影してきた写真と共に詳細をご紹介します!

こちら!何か分かりますか?視覚に障害がある方がお一人でお部屋に行けるよう、エレベーターからお部屋の前までセンサーをかざすと音声で案内してくれるものです。

お部屋に入ると!こちらも視覚障害のある方用の、院内案内です。特別な機会を溝に沿わせることで、簡単に音声で院内にある施設の案内をしてくれます。

ちなみにこれらの視覚障害のある方用の様々なアイテムの使用率はさほど高くはないとのこと。それはあまりお一人で宿泊される方がいらっしゃらないですね!ただこのようなアイテムもあることで会話のネタになりますよね。

さあ、入り口です!室内から見た図です(私の影が映っていました汗!)

ここで気が付くことは3つ。2つはすぐに分かりますね、①ドアが大きい②取っ手が下まであるので車いすの方でも開けることが出来ます。ちなみにこの扉、とっても軽くて、車いすの方が出入りする際にとてもゆっくり閉まってくれます。

残りの1つはドアについているセンサーです。これは視覚や聴覚障害の方にとても便利な機能で、来客があった際にノックをすると室内の明かりが点滅したりベッドサイドが振動してお知らせするというシステムになっています。誤動作を防ぐために、1度ではなく複数回ノックをすると反応するようになっています。

こちら揺れるベッドサイドですね。振動と上にある画面に「来客」と表示がされることで知らせてくれます。ちなみに健常者が利用する際には、この画面が隠れるようになっています。

ベッドサイドをお見せしたのでベッドをお見せします。他のホテルでは病院のようなベッドがユニバーサルルームとして使われていることが少なくないのですが、京王プラザホテルでは見た目普通のベッドと何も変わりません。リモコン操作により、頭が上がったり、足元が上がったりします。起き上がりが難しいご高齢の方にはありがたいですよね。

これはクローゼットの中の様子です。お分かりいただけますでしょうか?金具でつるす位置を下げています。こちらももちろん健常者が利用される際には金具を簡単に撤去すればよいようになっています。高さも丁度良いです。

これは、分かる人には分かります。お部屋の柱です。凸凹になっていますね?これは車いすの方やご高齢の方が移動する際に手すり替わりになるのです。同じように、お部屋にある机の下のヘリの部分にも凸凹があります。本当にささやかなアイデアが、誰もがものすごく使いやすいお部屋づくりに繋がっています。

お風呂場とお手洗いはユニットバスなので、そこまで広くはありませんが、車いすのサイズとしては十分です。通常ホテルではタオルは上の方の棚に置いてあることが多いですが、手に取りやすい位置に置いてあります。お手洗いの手すりは健常者が利用される際には取り外せるようになっています。

20141016_005632506_iOS 20141016_023553524_iOSこれらはまとめて介助犬用のものですね。お部屋にある犬さんのスペースや、お外にあるお手洗いスペースまで完備されています。

ホテルという日常とは違う世界観を保ちながらお部屋を作られている、素晴らしい例だと思います!機会があったら皆様もぜひご覧になってください♪

 

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