おはようございます!今日も元気な挨拶で始まりましたか?千葉に向かう上村です。
最近ぼちぼち頂くご相談をタイトルに。
基本的に離職率が高い!というご相談が多いのですが、最近チラチラと「離職率が低い」ご相談を頂きます。
要は「人件費が高くなったわい!」とのこと。
…ほう…何が問題なのかしらん( ´∀`)
よく「組織は10%くらい入れ替わらないと〜」という方もおられますが、当然その数値は母数と組織の特徴、更に入れ替わりの理由によります。
離職率が高いことが問題でもなければ、人件費が高いことが問題ではなく、経営的なバランスを欠いていることを数値が示しているに過ぎないと私は考えています。
極端な話、利益がめっちゃ出過ぎてるくらい出ていて一見ハッピーでも、従業員が頑張っている分を還元出来ていないor勤務過多になってる可能性も。
特に、人は数値ではなく、質で語らいましょう。
離職率が低くなったことによりもたらされた恩恵は?人件費以外での不具合はどこ?ってか人件費がどんくらい高まったから問題だと指摘しておる?
そもそも!離職率が低くなったのは、本当に人件費が高まった要因?
低くなった離職率の中でも、実は辞めていった理由が「ぬるい職場だから」等の理由だったり?!
出と入りのバランスを考えたら、もしかして売上自体が低過ぎなんじゃ…!
などなど。
私は、人が辞めない組織は素敵だと思っています。理由は何であれ、そこに居たい理由=居場所がある組織は素晴らしい。
そして、どういう居場所にし、どういう人を組織として育てていきたいか決めて実行しているのは、その組織のリーダー。
ある意味、離職率や人件費にそのリーダーが(意図する、しないに関わらず)作り上げた組織の結果だったりします。
良い悪いではなく、数値が意味するものを考えていきたいですな。
人に関する数値の見方について、ちょこっと考えが巡る今日この頃でした( ´∀`)
写真は本件とは全く関係のない銀シャリです( ´∀`)
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